越生まつりの歴史は、江戸時代までさかのぼります。もとは八坂神社の祇園祭りとして、天王様の名でしたしまれてきました。後に神社の統合により越生神社が造営され、しだいに発展してきました。
平成元年に町制施行100周年を記念して町をあげての祭りとするため「越生まつり」に名称を改めました。
まつり当日の昼間はお神輿が町内を練り歩き、また、よさこいなどの各種イベントが行われ、夕方から山車の曳き回しが始まります。
町内6つの地区から繰り出される山車の上では、江戸神田囃子の流れをくむ越生囃子が披露されます。その軽快なリズムに合わせて天狐、外道、ひょっとこなどが踊ります。
日が沈む頃、山車の堤灯にあかりがともされると曳き回しがはじまります。山車と山車がであってお囃子の競演をする、曳っかわせを経て、6基の山車が役場前の広場に勢揃いします。そして、祭りのクライマックスには大輪の花火が、夏の夜を華麗に演出します。
飯能高山の三輪神社より伝わったとされ、氏子区域の大字小杉、堂山、上谷下組の3地区の氏子で構成される獅子舞保存会が伝承しています。5庭構成からなり、獅子宿での「庭摺り」の後、境内に移って「一つ回り」、「三つ回り」「雌獅子隠し」と続きます。見所は終いの庭「白刃」で、両手に太刀を持った雌獅子が舞う三番叟です。
室町時代の頃、多門寺第三世教伝が秩父地方から習得した獅子舞を伝えたのが起源とされています。「宮参り」「すっこみ」「花掛り」「竿掛り」の4庭が演じられ、ほかに「願獅子」が奉納されます。谷間に見立てた竹竿を挟んで獅子が舞う「竿掛り」は、越生では唯一行われる庭です。また、竹の簓を掻き鳴らす四人の「ささらっこ」を、男子が務めるのも特徴です。
〒350-0416 埼玉県入間郡越生町越生386-8
TEL.049-292-1451
FAX.049-292-1456
営業時間 : 午前8時30分〜午後5時
休業日 : 12月29日〜 1月3日
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▲ 越生町のマスコット:うめりん
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